色々あって此処

焦って不安になるけれど、笑えることはあるものです

30代はくれてやる

次女が産まれていよいよワンオペ育児が辛くなっていた36歳の時

今週は帰れないと夫から連絡が来るたびに無気力になって

貴重な連休は夫の実家へ気遣い旅行でゲッソリして

子どもが熱を出すたびにため息が出て

ヘトヘトで子供と寝落ちする日々が続いていた頃

「一人の時間が欲しい」が口癖でした。

 

何度も夫婦で話し合うけど現状は変えられない。

家には私しかいられないし、夫は仕事であちこちにいなきゃならない。

ずっと平行線の日々が続いていたある時覚悟した。

ああそうか、今はそういう時なんだ。

 

ままよ、30代は家族にくれてやる!

 

そう思って何かあるたびに

「そうだ30代は家族にあげたんだった」と思い出すようにした。

何度も忘れて夫に喧嘩を売ったけど、頭の片隅にはなんとか覚悟を置いておいた。

 

そして40代を過ごす今、本当に自分の時間が戻って来ている。

マルチタスクはもともと出来ないし、夫婦で分業も我が家には現実的ではなかった。

時代には合っていないかもしれないけど、間違った考え方だったかもしれないけど、30代を家族に捧げると覚悟したことで家の事を一手に引き受けることが出来た。

 

でもそれは、ものすごーくわがままに20代を過ごしたから。

本当に自分の事しか考えていなかったし、やりたいことは全部した。

後悔が一つもなかったから。

 

今独身の人に言いたい。

やりたいことはなるべく早くした方が良い。

その時間を後で周りに使ってあげたら良い。