色々あって此処

焦って不安になるけれど、笑えることはあるものです

はちみつ生姜湯であったまる

ついにコロナに感染してしまった。

 

実は何度も感染していたんじゃないかと思っていたけど、これは多分初感染だ。いや、オミクロン初感染なのかな。

次女から始まった流行り病は、数日ごとに家族を襲い最後に私のもとにやってきた。

 

喉の痛みがどんどん強くなり頭がぼーっとして、喉の炎症が耳の方にも行っているような変な感覚。首から上が全部ダルいけど、微熱だし体の痛みや倦怠感もあまりなく今のところ軽症なんだと思う。

夏に一人だけ感染した長女は喉の痛みのみで、状況的には絶対コロナなのに3日連続で検査をしても陰性だった。

最後は病院まで行って調べても出ないんだから陰性なのかという事で、釈然としない気持ちで感染対策をしながら過ごしているのだけど、これがしんどいしんどい。

 

「いやもう感染対策やめちゃえば?だって何日も前から喉痛いならタイミング的にコロナだよ。こないだなったから諸々数値の関係で出ないんだよ。」
「でもさ、もし本当に陰性で今感染したらまたここから一週間だよ!?」

って心の中の私が話してる。

 

PMS真っ只中に家族のみで家に缶詰。恐ろしすぎる。ホラーだ。

特に夫の衛生観念の違いにはイライラしっぱなしで、多分、元々私が潔癖な性格だったり職業柄そういうことに知識があったりするので家にずっと一緒にいるとピリピリしてしまう。

夫もムスっとしてテレビを眺めて家には嫌~な空気が漂っていた。二人とも調子が悪い上に子供たちはすっかり元気なのでなおさらだ。精神的に不健康極まりない状況だと思う。

 

そうだ。とにかく喉が痛い。イライラした空気を纏いながら

「あー、喉が痛い。もー。」といって寝室でぼやいていると

「のど飴とかもいらない?」と夫が顔をだした。

そんなんじゃ治んないよ!と言いそうになって

「さっき舐めた。はちみつ生姜とか飲めば違うかな」と私が言うと

「あー」と言って夫がドアを閉めた。

 

10分後、

温かいはちみつ生姜湯を持って夫が部屋に入ってきた。

お客さん用の耐熱ガラスのカップに入っていて、なんだかお店みたいで嬉しかった。

昼間子供たちが見つけて使ったのがキッチンに出ていたんだろう。

 

はちみつの甘さと、生姜の香りにビックリするくらい癒された。

薬味大好きの夫は「生姜が足りねえなあ」と言っていたけど、私にはとっても優しい味でちょうどよかった。

大袈裟だけど、イライラがスーッとなくなって身体がポカポカして幸せな気持ちになった。やっぱり美味しいものは人を幸せにするし、こういうひと口は大切だ。

 

ありがとう。つべこべ言ってすみませんでした。反省の気持ちがこみ上げた。

こんな時こそ優しさなのだ。夫は素敵な人だと思う。

明日からは仲良くしよう。