特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと」
風習や行事ごとに拘りのない方だと思います。
それは、歴史の浅い北海道育ちである事も理由の一つなのかもしれません。
それでも何にもしないのも神様に悪いような、来年が良くない年になりそうな気がして手作りの正月飾りを作ってみたら、子供の頃の実家の師走を思い出しました。
祖父が庭から採ってきた松の上にみかんを置いて、外壁に穴があくのなんかお構いなしに釘で打ち付けていた正月飾り。
上等な飾りなんて家にはなくて、祖母が伸し餅を作るときに鏡餅用にまるい餅も作って、家じゅうの部屋に置いていたなあ。
開拓民の精神か。質素倹約、神様に感謝。淡々と月日を重ねる家族の風景でした。
うちもじいちゃんに習って、あるもので。感謝を忘れずに。
2022年は仕事にも慣れて、次女も少しだけしっかりして来たのでパートの時間も増やしました。それでも中心にあるのは子供との日々で、家の事や育児と仕事のバランスにもやもやしながら過ごす日々でした。
夫は単身赴任、近くに頼れる親族もいない暮らしの中、長女を妊娠してから小学校2年生までは専業主婦をしたけれど、性に合わずに精神を壊してしまいました。
それで少しずつ外で働く機会を増やして来ました。
仕事との両立は思ったようにはいかず、予定変更の連続です。
子供の熱、学校行事、習い事、コロナの学級閉鎖…我が家でそれに合わせて予定を変えらるのは母親の私だけです。
夕飯から子供の世話まで実家の世話になっている知人を羨ましく思う事もあります。
一人でいられる夫を責めてしまう事もあります。
パートさんという立ち位置から抜け出してもっと頼られたい、社会的地位を上げたいと思う事もあります。
ふと気を抜くと、人の事ばかりが気になって嫌な感情に苛まれてしまします。
そんな気持ちと、我に返って私がしたい子育てをするには今の状況がベストなんだという気持ちを交互に抱きながら過ごした1年でした。
来年はどんな年にしよう。
考えると力が湧いてきます。42歳なりのやんわりとしたでも、芯は熱い力です。
保育士として働く中で感じるのは、保護者支援の大切さ。
そしてそれこそが私の保育士資格を取った理由です。フレッシュな先生方には溢れんばかりのパワーと遊びの引き出しがあり、スピード感もあります。丈夫な体も体力仕事には大きな武器です。
歳を重ねた先生には、保護者に頼られる包容力と説得力があります。母として過ごしてきた先生には経験という武器があり、それに適切なカウンセリングスキルが加われば多くの保護者のよりどころになれるのではと考えています。
わたしはまだまだ経験値が足りませんが、50歳くらいまでに専門職と自負できるようにカウンセリングスキルと新たな資格を手に入れたいと思い通信制大学で学んでいます。
だけど今年はあまり思うように学業が進みませんでした。
家計に消えるパート代をなんとか学費にも回したい。
来年は仕事と家事、育児に加えて学業にも力を入れて行きたい。
そんな風に考えています。
来年も忙しくなりそうだ。
前進あるのみ!がんばるぞ!