子育てをしていると、どんなに優しくあろうと思っていても
どんなに理解しようと心がけていても
子どもの心の在りどころが自分の許容範囲を超えてしまって
怒りを覚える時がある。
私の場合、性格が似ている次女とぶつかる事が多くて、
なんでそんなすぐプリプリすんのよ!!とよくケンカになる。
次女は喜怒哀楽がハッキリしていて負けず嫌い。
何でも自分でこなすけど、それは何でも思い通りにしたいという心の表れでもあって、まだ幼いので上手くいかない事も多く、失敗したり否定されたりするとすぐにヘソをまげる。
特に家だとそれに気づいて欲しいから、物を投げたり階段をドンドン歩いたりする。
ウワー!っと大きな声を出すこともよくある。小3で。
そんな時、私は叱るタイプの母親です。
静かに座って、今の自分の態度で周りは動くと思う?と聞きます。
嫌な事があっても当たり散らしたら周りが困ります。と伝えます。
マニュアルでは、「〇〇ちゃんは、こうしたかったんだね。嫌だったんだね」だけど。
かつて自分がそうだったように、その小さな心の中のグツグツした感情はよく理解できる。そんなに先を考えられない幼さも知っています。
でも自分以外の人と共存していくのにはそれなりのルールがあると思っている。
ただ、勝手にしなさいとか、
もう知らないからねとか、無視するとか、そういう態度は取らないようにしようと思う。ほんの数分でも、どれだけこちらがムッとしても、見放されたと感じる行為は一生心に残ると思う。
きっとできるよと伝えて話はおしまいにしよう。
心は絶対に離してはいけない。