北海道はもうすぐ冬。
夏の間に茂っていた草花や畑の整理をしないと、
と思いながらもうこんな時期になっていた。
ピクルスのためだけに植えたディルがわんさか伸びて、こぼれ種で地面に小さなディルも伸びていた。夫しか食べないコリアンダーも同様、かわいい新芽がちらほら伸びていた。
子供たちはコリアンダーを「ぎゃー!!カメムシの臭い!!」と毛嫌いする。
可哀そうなコリアンダー。お洒落な名前なのにね。
私は種のスパイスが好きなのでたっぷり伸ばして種だけとってみたけど、小さいし妙に茶色いし知っているのと違うなあ、と思って来年蒔く用に少量だけ残すことにした。
ハーブ類は毎年苗を買っていたけど、今年は赤紫蘇も実を取って乾燥させてみたので
来年は種まきから始めてみよう。
こんなに旺盛な植物なら、私でも種から育てられる気がして嬉しくなった。
秋の空気と、真っ青な空と乾燥した作物や葉っぱの匂いをかぎながらする作業は私にとって浄化時間。さすが農家の娘。幼いころの豆かりの香りが脳内に居ついているんだと思う。
まだ青いディルはそのまま乾燥させて、後で子供たちに袋詰めをお願いしよう。